コラム

COLUMN

オンプレ or クラウド? ログ管理システムの選び方

  1. ログ管理の重要性と目的
  2. オンプレミス環境のメリットとデメリット
  3. クラウド環境のメリットとデメリット
  4. ログ管理システムの選び方

製品資料|証跡管理「WEEDS Trace」

・Windowsサーバー向け製品「WEEDS WinServer Trace」の紹介
・UNIX系サーバー向け製品「WEEDS UNIX Trace」の紹介
・データベース向け製品「WEEDS DB Trace」の紹介


デジタル化が進む現代において、データは企業の重要な資産の一つです。このデータを管理し、安全に保つためには、効果的なログ管理システムが必要です。ログ管理とは、システムやネットワークの活動を記録し、分析するプロセスを指します。これにより、企業は利用状況の把握、不正アクセスの検出、情報えい対策など、様々な目的を達成できます。

利用状況の把握

過去は主にシステムの利用状況を把握するためにログ管理が用いられていました。これは、システム障害が発生した際に原因を特定し、対処するために重要でした。しかし、最近では不正アクセスや情報えいといったセキュリティ関連の事件が増えており、ログ管理の夜久和英も変わりつつあります。現在は「セキュリティ維持のための重要なツールとしてのログ管理」といったように、ログ管理 = セキュリティ強化策と注目が集まっています。

不正アクセスの検出

どの企業にとってもセキュリティは大きな関心事です。ログ管理システムは、異常なパターンや怪しい活動をすばやく識別し、セキュリティ違反を早期に発見します。例えば、通常と異なる時間に異常なデータ量がダウンロードされると、システムは速やかに警告し、即座の対応を促します。

情報えい対策

ログ管理はまた、企業が法的なコンプライアンス要件を満たすのにも役立ちます。多くの法律や規制では、特定のデータの取り扱いやアクセスに関する詳細な記録を保持することが義務付けられています。ログ管理システムを活用することで、企業はこれらの要件を遵守し、法的な問題を防ぐことができます。

これらの目的を達成するために、ログ管理システムはデータの収集、保管、分析といった一連のプロセスを実施します。適切なログ管理により、企業はシステムとデータを効果的に保護することが可能になります。

ログ管理ツールの選定において、オンプレミスとクラウドの選択は、ログ管理の運用体制とセキュリティ戦略にとって重要な決定です。これらの選択肢は、コスト効率やセキュリティの面で異なるメリットとデメリットを持っています。このコラムを通じて、オンプレミスとクラウドの各環境のメリットとデメリットを解説し、どのような企業にそれぞれが適しているかを掘り下げていきます。自社に合ったログ管理システムを導入することで、より効果的なログ管理を実現し、運用効率とセキュリティ強化に大きく貢献することができるでしょう。


製品資料|証跡管理「WEEDS Trace」

・Windowsサーバー向け製品「WEEDS WinServer Trace」の紹介
・UNIX系サーバー向け製品「WEEDS UNIX Trace」の紹介
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オンプレミス環境は、ログ管理システムにおいて重要な選択肢の一つです。ここでは、オンプレミスの主な利点と、その運用時の考慮点について説明します。

オンプレミス環境の主なメリット

① セキュリティの強さ

オンプレミス環境の最大の利点は、セキュリティ面での強さです。社内に専用のサーバーを設置することで、外部からのアクセスを厳しく制限し、高度なセキュリティを実現できます。特に機密情報を扱う企業にとっては、この点が大きなメリットとなります。

② カスタマイズ性の高さ

独自のサーバーを使用することで、システムのカスタマイズが容易になります。企業の特有のニーズに合わせて、ログ管理システムを細かく調整することが可能です。これにより、効率的で精度の高いログ分析が実現します。

③ 長期的なコスト削減

初期投資は高いものの、長期的にはコストを抑えられることが多いです。定期的な利用料が発生しないため、経済的にも有利です。

オンプレミス環境の主なデメリット

① 維持管理の負担

オンプレミスシステムの維持管理には、専門的な知識と定期的なメンテナンスが必要です。これには、適切なITスタッフの確保や、システムの定期的な監視が含まれます。さらに、ハードウェアの更新やトラブル時の対応も自社で行う必要があります。

② 導入コスト

オンプレミス環境の導入には、高い初期コストがかかります。サーバー機器の購入や設置、初期設定の費用など、初期段階での出費が大きな負担となることがあります。

③ 導入期間が長い

オンプレミスシステムの設置には時間がかかります。サーバーの調達、設置、設定までの一連のプロセスには、時間と労力が必要です。特に急速にシステム導入が必要な場合、この点は大きな課題となる可能性があります。

クラウドベースのログ管理システムは、その独自の特徴により、多くの企業に選ばれています。この章では、クラウドシステムの主要なメリットとデメリットを詳しく検討します。

クラウド環境の主なメリット

① 導入コストの削減

クラウドベースのシステムの大きな魅力は、導入時のコスト削減です。オンプレミスシステムと比較して、物理的なサーバーやソフトウェアの購入、インフラの設置が不要なため、初期投資が大幅に抑えられます。特に管理対象が少ない場合や予算に制約がある場合、この低コストは大きな利点です。

② 導入期間が短い

クラウドシステムは、導入が非常に迅速です。オンプレミス環境では、システムの設置に数か月もの期間がかかることがありますが、クラウドではインフラの物理的な設置が不要なため、早期に運用を開始できます。スピーディな対応が求められる場合、これは大きなメリットとなります。

③ 専任IT管理者が不要

専任のITスタッフが不要な点も、クラウドサービスの大きな利点です。クラウドプロバイダーがシステムの維持やアップデートを行うため、企業はIT管理に関わるコストと時間を削減でき、他のビジネス領域にリソースを集中できます。

クラウド環境の主なデメリット

① セキュリティリスク

クラウドサービスの大きな課題はセキュリティリスクです。データがインターネット経由で扱われるため、サイバー攻撃やデータ漏洩のリスクが増加します。十分なセキュリティ対策が不可欠です。

② カスタマイズの自由度

カスタマイズの自由度も、クラウドサービスのデメリットです。多くのクラウドサービスは汎用的な用途に合わせて設計されており、特定のビジネス要件に対応するカスタマイズが難しい場合があります。

③ 長期的なコストの増加

長期にわたるクラウドサービスの使用は、ランニングコストの増加につながる可能性があります。サブスクリプションベースの料金体系では、時間が経つにつれて総費用が増加することがあり、これが長期的なコスト負担となる場合があります。


製品資料|証跡管理「WEEDS Trace」

・Windowsサーバー向け製品「WEEDS WinServer Trace」の紹介
・UNIX系サーバー向け製品「WEEDS UNIX Trace」の紹介
・データベース向け製品「WEEDS DB Trace」の紹介


ログ管理システムを選ぶ際、オンプレミスとクラウドのどちらを選ぶかは、企業の状況と要件に大きく依存します。

オンプレミスがおすすめの企業

オンプレミスのログ管理システムは、特に機密性の高い情報を扱う企業に適しています。自社のサーバーで運用するため、データの安全性とコントロールが重視される場合には最適な選択です。長期的な運用を考慮すると、初期投資は高くても、時間とともにコスト効率が向上します。また、IT管理者が在籍し、サーバーの管理運用が可能な場合にも、オンプレミスは有利です。これにより、カスタマイズ性とセキュリティの両方を高いレベルで確保できます。

⇒ 自社内でサーバーの管理が可能で、長期にわたる運用を考慮している場合、オンプレミスがおすすめ。

クラウドがおすすめの企業

クラウドベースのログ管理システムは、特に初めてログ管理を導入する企業や、導入コストを抑えたい企業に適しています。クラウドは迅速な導入が可能で、高い初期投資を必要としません。社内でサーバーの管理運用が難しい、またはITリソースが限られている場合にも、クラウドは理想的な選択肢です。クラウドプロバイダがサーバーのメンテナンスとセキュリティを担うため、企業はシステムの使用に集中できます。

⇒ 管理対象が限られている、または初期投資を抑えつつログ管理を開始したい場合、クラウドがおすすめ。

ログ管理ならウイーズ・システムズにご相談を

ウイーズ・システムズ株式会社は、創業からアクセスログ一筋のセキュリティ専門企業です。内部統制や各種ガイドラインへの対応、情報漏えいなどシステムセキュリティに関するご相談を受け付けております。

個人情報をはじめとする様々な情報の流出対策にウイーズ・システムズ株式会社が開発・販売する WEEDS Traceが貢献します。WEEDS Traceは、抜け漏れのないアクセスログの取得が可能です。取得したログのレポート機能や不正操作の早期発見のためのポリシー機能など提供しており、情報セキュリティの強化と業務効率の向上が実現できます。

ぜひウイーズ・システムズ株式会社のWEEDS Traceのご利用をご検討ください。

Writer 雫田 貴一
WEEDS SYSTEMSのWebマーケティング担当者。
マーケティングだけでなく、システムの導入からセールスのサポートに至るまで幅広く手掛けています。
情報セキュリティに不安を感じるユーザーの悩みや課題を解決すべく、日々情報発信に努めています。