サイバー攻撃の高度化やリモートワークの普及により、従来の境界防御だけでは不正侵入を防ぎきれない時代になっています。ゼロトラストの考え方では「すべてのアクセスを検証する」ことが基本とされ、侵入を前提にした多層防御が求められます。

WEEDS Traceは、この考え方に基づき、アクセスの制御と証跡の確保を実現する仕組みを提供します。たとえば「ログ管理」によって不正や異常な操作を可視化し、「特権ID管理」によって重要システムへのアクセスを厳格に管理。

単独でも効果を発揮しつつ、組み合わせることで外部攻撃にも内部不正にも強いセキュリティ基盤を実現します。

システム毎にWindowsとUNIX/Linux混在の環境や、異なるRDBMSを利用されているなど、一般的にはよくあることです。システム毎に異なるセキュリティ製品を導入するのは大変ですし、ボリュームディスカウントの効果も出ません。

その点、WEEDS Traceのライセンスは段階的な購入が可能です。ライセンスを追加購入する場合、既に購入済みのライセンス数での価格レンジが適応される為、コストメリットになります。

そのため、徐々に統制範囲を広げて行くこともでき、スモールスタートにも適しています。

WEEDS Traceは当初から金融機関からのオファーが多く、実績の大半は金融業界です。その理由は、金融機関が求められるIT統制、セキュリティ基準に対応していることが言えます。

一見、同じような製品でもアクセスログの取得条件は異なりますし、取れるアクセスログの内容も全く異なります。

WEEDS Traceは、金融機関の要望にお応えすることで、製品機能を強化してきました。

今では金融機関のみならず、多くの業界でIT統制・セキュリティ基準が高くなっています。このノウハウを多くの業界、企業にご活用いただけるよう、日々進化しています。